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●肥満による悪影響
栄養過多や運動不足などが日常的に慢性化すると、皆さんが気づかないうちに徐々にワンちゃんネコちゃんの体は太りだしていきます。体重が理想体重よりわずか15%ほど増えただけで、ワンちゃんネコちゃんの体には有害な影響が出てきます。そして体重が理想体重より15%以上重いと、「肥満」に位置づけられます。「肥満」状態は多くの器官系疾患の素因となっていることが報告されており、よく知られているのは次の病気です。
○ 糖尿病
○ 骨格系疾患
○ 呼吸器系および心臓血管系疾患
○ 腫瘍
○ 皮膚疾患
○ 肝リピドーシス(猫)
太りすぎはワンちゃんネコちゃんの身体に常に負担を与えていることになります。ワンちゃんネコちゃんは自分ではダイエット出来ないので飼い主さんがダイエットをさせてあげなくてはなりません。
ダイエットに成功すれば、肥満に関連した多くの病気の発生率が減少し、体への負担が少なくなって活動的になり、ワンちゃんネコちゃんにとってより快適な日々が過ごせます。
●ボディ・コンディション・スコア(BCS)を用いた理想体重の推定
BCSは肋骨部や腰部を覆う皮下脂肪の厚みと腹部の形状から栄養状態を数字で表す方法です。5段階で評価し、理想的な状態をBCS3として、2を体重不足、1を削痩、逆に4を体重過剰、5を肥満としています。
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BCS
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1
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2
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3
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4
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5
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削痩
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体重不足
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理想体重
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体重過剰
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肥満
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%理想体重
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≦85
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86〜94
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95〜106
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107〜122
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123≦
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%体脂肪率
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≦5
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6〜14
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15〜24
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25〜34
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35≦
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肋骨
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脂肪に覆われて容易に触知できる。
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ごく薄い脂肪に覆われ容易に触知できる。
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わずかに脂肪に覆われ触知できる。
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中程度の脂肪に覆われ触知困難。
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厚い脂肪に覆われ触知が非常に困難。
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腰部
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皮下脂肪がなく骨格構造が浮き出ている。
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皮下脂肪はわずかで骨格構造が浮き出ている。
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なだらかな輪郭またはやや厚みのある外見で、薄い皮下脂肪の下に骨格構造が触知できる。
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なだらかな輪郭またはやや厚みのある外見で、骨格構造はかろうじて触知できる。
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厚みのある外見で骨格構造は触知困難。
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腹部
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腹部の凹みは深くなり、強調された砂時計型を呈する。
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腹部の凹みがあり、顕著な砂時計型を呈する。
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腹部の凹みがあり、適度に腰のくびれがある。
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腹部の凹みや腰のくびれはほとんどあるいは全くなく、背面はわずかに横に広がった状態。
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腹部が張り出して下垂し、腰のくびれはなく、背面は顕著に広がった状態/脊柱周囲が盛り上がると溝を形成することがある。
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BCS
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1
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2
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3
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4
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5
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削痩
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体重不足
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理想体重
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体重過剰
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肥満
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%理想体重
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≦85
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86〜94
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95〜106
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107〜122
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123≦
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%体脂肪率
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≦5
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6〜14
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15〜24
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25〜34
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35≦
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肋骨
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脂肪に覆われて容易に触知できる。
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ごく薄い脂肪に覆われ容易に触知できる。
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わずかに脂肪に覆われ触知できる。
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中程度の脂肪に覆われ触知困難。
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厚い脂肪に覆われ触知が非常に困難。
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骨格の
隆起
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容易に触知できる。 |
容易に触知できる。 |
─
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─
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─
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腹部
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腹部の凹みは深くなっている。 |
腰のくびれがありごく薄い脂肪層が触知できる。 |
適度な腰のくびれがあり、腹部はごく薄い脂肪層に覆われる。 |
腰のくびれはほとんどなくあるいは全くなく、腹部は丸みを帯び中程度の脂肪に覆われる。 |
過剰な脂肪沈着によって膨満し、腰のくびれがなくなる。脂肪は腰部、顔、あるいは四肢に蓄積することもある。 |
BCS表を用いることにより、理想体重を推定することが出来ます。
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現在の体重(kg)
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÷ |
BCS |
= |
理想体重(kg) |
例)体重8kg BCS4の犬
8÷1.15=6.95 理想体重6.95kg
BCS4なので%理想体重が107〜122%(1.07〜1.22)となり、
体重をこれ(1.07〜1.22)で割ります。(BCS3に近ければ1.07に近い値で割り、
BCS5に近ければ1.22に近い値で割り、ちょうどBCS4であれば1.15位で割ります。) |
●一日あたりの必要カロリー量(kcal)(簡易計算方法)
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犬
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健康な去勢・避妊をしていない成犬の場合
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1.8×(30×体重kg+70)
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健康な去勢・避妊をしている成犬の場合
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1.6×(30×体重kg+70)
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高齢犬の場合
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1.4×(30×体重kg+70)
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肥満傾向の成犬の場合
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1.4×(30×体重kg+70)
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減量を必要とする成犬の場合
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1.4×(30×体重kg+70)
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猫
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健康な去勢・避妊をしていない成猫の場合
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1.4×(30×体重Kg+70)
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健康な去勢・避妊をしている成猫の場合
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1.2×(30×体重Kg+70)
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高齢猫の場合
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1.0×(30×体重Kg+70)
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肥満傾向の成猫の場合
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1.0×(30×体重Kg+70)
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減量を必要とする成猫の場合
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0.9×(30×体重Kg+70)
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この計算方法は簡易的な計算方法です。また、成長期や妊娠期などのワンちゃんネコちゃんには当てはまりません。
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食餌100gあたりのエネルギー量(kcal/100g)
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× |
100 |
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